
雷おこしができるまで
常盤堂大宮工場は、おこしを日本で唯一原料から製品までを一貫して製造しております。
そのおこしができるまでの行程をご紹介いたします。

常盤堂を代表する雷おこし「上磯部おこし」。その上磯部おこしを缶に詰めた「雷神缶」の製造工程をご覧下さい。
【原料】おこし種をつくる
雷おこしの原料である”おこし種”を造る行程をご紹介します。

1.原料をふかす(蒸練)
最初に雷おこしの原料になるおこし種(生種)を造ります。
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2.蒸練した生地ができあがり
雷おこしの原料は、お米、小麦粉などを使っております。
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3.ローラーで圧延をする
できた生地は、ローラーを通り薄く延ばされます。
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4.圧延した生地を乾燥させる
薄く延ばされた生地は、ここで何段ものある乾燥機で乾燥させます。
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5.乾燥した生地を裁断する
乾燥した生地は、ここで半分に切られ、さらに小さく裁断されます。
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6.さらに乾燥させます
小さく裁断された生地をさらに、ロータリー乾燥機を使って乾燥させます。
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7.乾燥されできた生種
ロータリー乾燥機で乾燥された生地ができあがりました。
その後、この生地を砕いて選別後、焙煎します。
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8.焙煎したおこし種
砕いた生種を焙煎して、膨らんだおこし種。
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9.風量選別
風力選別機を使って、膨らんだおこし種だけを選別します。
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10.色彩選別
風力選別機で選別されたおこし種は、さらに色彩選別機で選別されます。
すべての行程を通過して雷おこしの原料になる" おこし種"の完成です。
この後、雷おこしの製造を行います。また、一部のおこし種は、原料製品(菓子種)としてお菓子メーカーにて使用されております。
【製品】雷おこしをつくる
ここからは、できあがったおこし種を製品・商品する行程をご紹介いたします。

1.蜜をつくる
砂糖、水飴を最初に入れ煮詰めた後、落花生を入れ、撹拌(かくはん=まぜる)します。
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2.おこし種を入れる
煮詰まった蜜の中に、おこし種を入れます。
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3.撹拌する
蜜とおこし種がよく混ざるように撹拌します。
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4.圧延機に移動
撹拌しできあがった雷おこしは、のばすため、圧延機に送られます。
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5.圧延機でのばす
送られてきたおこしは、圧延機でのばします。
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6.裁断
圧延機でのばされたおこしを商品の大きさに裁断します。
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7.雷おこしの出来上がり
裁断され、雷おこしが出来上がりました。
この後、商品の種類により個包装、小袋などに詰められます。
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8.個包装
雷神缶に入っている雷おこしは、個包装されていますので、機械でひとつずつ個装します。
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9.詰め作業
個包装された雷おこしを缶に詰めます。
その後、計量をし商品の内容量に合わせます。
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10.商品完成
計量を受けた商品は、函に詰められお店へと運ばれます。

このように大宮工場で作られた商品は、浅草各店舗をはじめ店頭へと並び、
お客様のもとへいきます。